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焦らずにじっくりと。 [学校・教師]

昨日はいろいろありました。
急に暑くなったのと、金曜日で疲れていたのもあるかもしれません。

生活科の町たんけんのまとめ。
グループごとに絵地図にします。
グループの輪に入れない男の子が二人。
しばし様子を見ていました。
途中、女の子がやろうと声をかけてくれたけど、一向にやらず。

振り返りのときも投げやりな感じ。
この二人はタイプが似ていて、内に閉じこもってしまうので、こちらもどうしていいか分からないところがあります。
本当は参加したいのか、本当に参加したくないのかも分かりません。
でも、自分はできないと思いこんでいるようでした。

次の時間のこと。
その二人のうちの一人(yくん)が音楽集会のセリフをいうのに立候補しました。
でも、選ばれなくてyくんは大泣きをしてしまいました。

もう一人の男の子(Iくん)は生活科の授業の後、教室に入れなくなってしまい、廊下でクールダウン。別に怒ったわけではないのだけど、もしかしたらプレッシャーを与えたのかもしれません。
なかなかこちらの言ったことに反応しないので、少し私もイライラ。

おまけに、Rくんという男の子が女の子とケンカしていて、そのことが納得いっていないようでまたもめていました。
さらに給食のときには、Hくんが牛乳瓶を割ってしまいました。

他にもいろいろ小さなもめ事がありました。
それでも、私なりに冷静に穏やかに対応できたので、そこはよかったです。
IくんもYくんも責めることをできるだけ控えて、励ました(つもり)。
Rくんの話もしっかり聞けたと思います。
Hくんにもかっとせず、冷静に対応できました。

私の対応は決して悪くはなかったのだけど、こういう時って不安がむくむくわきあがってきます。
・このままこういうことが増え続けるのかなぁ。
・私が甘やかしているからかなぁ。
・クラスが落ち着かなくなるのかなぁ。
など。

私が担任をすると男の子が幼稚になる。
そんな観念が頭をよぎりました。

もっと厳しくしなくてはいけない。
甘やかしてはいけない。私の指導が悪いからだ。

以前の私はそんな風に自分を責めて躍起になっているはずです。
で、それが指導のぶれにつながるんだろうと思います。
こうなったらいいなという自分の理想を押し付けてしまうのです。


でも、「そんな日もある」とどっしり構えることにしました。
いろんなことがあって当然と思うことにしました。
「だってできないもん」と泣きながらいうYくんが自分と重なりました。
本当はできるようになりたいんだよね。でもうまくいかないんだよね。

誰もが「よくなりたい」と思っているのだから、とにかく子どもを認め、励ますことを貫こうと思います。

きっと土日で休んだら元気になるはず。
ちがう場面では彼らの活躍するところがあるはず。
起きている出来事に振り回されて何とかしようとばかり思ってしまうのですが、自分の信念と子どもを信じていかなくちゃと改めて感じた1日でした。


だれも責めない。
できないことも受け入れ認める。
そしてできることを考えていく。
焦らずにじっくりと。
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