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人権講演会にて [ことば]

市の人権講演会に参加しました。
食後、程よい気温、薄暗いホール、講師の方の流暢なしゃべり。
寝てくださいという条件がすべてそろった講演会。
・・・・寝てしまいました。^^;)

それでも耳は起きていたようで、心に残る言葉が2つありました。

♪明るい所からは暗い所からは見えないが、暗い所からは明るい所が見える。
→問題を抱えた子をきるのではなく、その子を中心にすえて物事をみていくことが大事という内容でした。
暗闇を経験することは大事だなぁと思います。

♪阪田博夫さんの桃太郎
ネットで全文を見つけました。
正義感のつよい心やさしき桃太郎も鬼の子からは「鬼」に見えるのです。
多面的に物事をとらえていく必要性を教えてくれます。

鬼の子守歌   阪田寛夫
 (鬼が島の鬼の子は やっぱり夜ふけに なくのです―)

こわいよ かあちゃん
桃太郎がきたよ
はちまきしめて
のぼりもたてて
ガッパ ガッパ
海からきたよ

ねんねよぼうや
桃太郎もねんねだよ
西の空まっくろけ
東の空まっくろけ
ガッパ ガッパ
こんやはさむい




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頑張る⇔感謝 [ことば]

大学時代、自分は「頑張る」ということを卒論のテーマにしようかと思っていたとき読んだ本です。

「頑張り」の構造―日本人の行動原理

「頑張り」の構造―日本人の行動原理

  • 作者: 天沼 香
  • 出版社/メーカー: 吉川弘文館
  • 発売日: 1987/06
  • メディア: -




感謝の反対語を調べようと思ってネット検索していたら、意外な言葉がでてきました。
「頑張る」の反対語はなんと「感謝」だそうです。

以下、その記事の引用です。http://www.atempo-web.com/magazine/pdf/atempo0801.pdf


「感謝」は目の前にあることを認めること。 ここまでやった自分を認めること。 ここまでやった自分を認めてあげる。 自分に感謝することです。 「頑張る」ということは目の前にあることを認めないということ。 「つらい」「疲れた」・・・そういった気持ちや状況を認めずに、先を見て頑張ろうということです。 人に対して使うときには「あなただけが頑張って!でも私は付き合わないわ」 とでも言っているような、突き放した感じがします。 言葉に愛がない。 さらに、「頑張る」はもうひとつ違う言葉に化けることもありますね。 それは「要求」。 今欲しいものを書いてみてください、と言われたとき、いっぱい書けるでしょ。 でも、いま感謝したいことを書いてみてください、と言われると意外と書けないものです。 いまの自分よりもよい自分になろうとし過ぎて、いまの自分を認めないから。 支えてくれているものがたくさんあるのにね。 まわりの人たちや環境や、目に見えないものまで。 それを見ずに要求ばかり。 自分はダメだと。 「頑張る」の反対語は「怠ける」と知らず知らずのうちに頭にインプットされているから、 「怠けちゃいけない。頑張らなきゃ」となってしまうんでしょうね。 これがそもそもよくない思い込みです。


なるほどなぁ、と思います。
こんなに頑張っているのに・・・<分かってくれない、伝わらない>と思ってしまいます。
不平・不満・要求は出るけど、そこから感謝の気持ちは出てこないかもしれないです。


でも最初の本によると日本人は「頑張る」人種なんだそうだけど、肩肘張らずに周りを見る余裕が必要だと思いました。
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ひがみ七訓 [ことば]

ひがみ七訓
一.つらい事が多いのは、感謝を知らないからだ

一.苦しい事が多いのは、自分に甘えがあるからだ

一.悲しい事が多いのは、自分の事しか考えないからだ

一.怒る事が多いのは、我がままだからだ

一.心配する事が多いのは、今を懸命に生きていないからだ

一.行きづまりが多いのは、自分が裸になれないからだ

一.あせる事が多いのは、行動目的がないからだ

ネット徘徊をしていて見つけた言葉です。
どきっとしました。
なるほどなぁ。
まさに今の自分かもしれません。
感謝の気持ちと謙虚さと素直さをもって前向きにいきたいものです。



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日本語の難しさ [ことば]

スーさんたちと会話をしていると、自分の言いたいことがうまく伝えらなくてもどかしく思う。
それはきっとスーさんたちも感じていること。
大事なのは、伝えようという気持ちなのかなとも思う。
できるだけ短いセンテンスで。「~です。」「~ます。」を使って。
それなりに、日本語学校で学んだことが生きている。

さて、今日話題になったことをいくつか紹介。
①「借りる」「返す」「戻る」
私がCDはレンタル屋さんに行って借りているという話になった。
「返す」と「戻る」はどうちがうのか、と聞かれた。
主語が違う。返すはお客さん。戻るは店員さんが使うと話した。

②「育てる」「世話をする」「面倒をみる」
スーさんの赤ちゃんの話になった。ベビーシッターを頼もうと思っているという話に。
私は小学校の先生ということもあり、子育ての話は興味があるみたい。
「育てる」という言葉を説明した。
○親が子を育てる
×ベビーシッターは子どもを育てる
○ベビーシッターは子どもを世話する
○ベビーシッターは子どもの面倒を見る
△親は子どもの面倒をみる
△おばあちゃんは子どもを育てる
○おばあちゃんは子どもを世話する
この解釈であっているかも微妙。
「育てる」という言葉の深い意味のところを伝えたかったけど、私の語彙力では無理。
育てる=take careだけではないことを言いたかった。
日本語では単に「見る」ともいうことがある。
でもそこまで言ったら、ただのlookの意味に捉えられたので、失敗。

③クラス委員
台湾にはクラス委員というクラスの代表が1名決められるらしい。
日本はそんなことはない。でも委員会活動はある。
この委員会をどう説明すれば良いのか、かなりまよった。

④やんちゃ
クラスの子ども達はどうですか?と聞かれた。
やんちゃという言葉を使ったのだが、もちろん失敗。わからなかったようだ。
でも「やんちゃ」という言葉は気になったみたい。
元気な子 活発な子、暴れる子・・・いろいろ例を挙げてみたが、今ひとつピンとこないみたい。
結局activeという英語に逃げた^^;)

⑤初恋
3年生も恋愛をするのか、ときかれ、yesと答えた。初恋をする時期なのかもとも話す。
でも私がイメージしている恋愛をスーさんたちがイメージしている「初恋」は明らかにちがっている。
なんていうんだろ。真剣な恋愛というのではなく、興味本位だったり、気になるからいじわるをしたり、恋に恋するというか・・・とても気軽なものというニュアンスを伝えたかったのだけど、失敗。

またスーさんたちは、おもしろいいいまちがいをたくさんする。
意味のちがいを話すと爆笑していた。
○野球の「結果」は・・・と言いたかったのだけど、「結核」
○とらやの「ぜんざい」を食べにいこう・・・と言いたかったのを「せんざい」
かなり面白い。

日本語、難しいけど、奥が深い。ふだん当たり前のように使っている言葉にだけに
質問されると答えられない。


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