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学力テストって・・・ [教育雑感]

昨日は校内研究全体会。
1年生の先生が模擬授業をしてくださり、みんなで検討しました。
模擬授業をしてくださる先生は大変ですが、模擬授業形式で指導案の流れを検討するのはとても分かりやすくて面白いです。
今日もいろいろな視点からのご意見がたくさん出てとても勉強になりました。
授業の話はやっぱり楽しい!

そうなんです。
先生たちは頑張っているんです!
なのに全国学力状況調査の結果は・・・・38位(-_-;)

岡山の教員が決して劣っているわけではないです。
みなさん、本当に一生懸命されています。
じゃ、何で順位が低い?
テスト対策をしていないからなのか、日ごろの授業のやり方の問題か、はたまた別の問題か・・・。
ちなみに38位の岡山の正答率は63.5%。10位の群馬は66.5%
わずか3パーセント内に18県がひしめいているという状況。
問題数にすると、1,2問なんじゃないかと思います。
この差をわずかとみるか、大きいと見るか。

ちなみに、上位の県の中にはテスト対策で過去問をたくさん解いているところもあるそうです。
岡山は「晴れの国おかやま生き活きプラン」として、小中学校とも3年の内に10位以内という目標を掲げているようですが、今年度は残念な結果に終わりました。
特に中学校では過去最低順位だったこともあり、きっと教育委員会は学力テスト対策にさらに重点をおく気がします。もちろん、それが小学校にも下りてくる。

でもねぇ・・・・
いくら先生ががんばっていても、それを吸収しようという学び手の意欲がないと学力なんてつかないと思うのです。
「空欄を作らない、何か書きましょう。」
という指導をしなくてはいけないのは、難しい問題があるとあきらめてしまう子が多いから。
難しいけど、何とかして解いてみようという試行錯誤が見られないです。

学び手の意欲をどう意識づけるか、学習する必要感をどうもたせるか。
子どもをサポートする保護者の協力体制があるか。
学校という場が「学習の場」であるか、「遊びの場」とか「預かりの場」であるか。
その意識の違いが学力に大きく影響するのだと思います。
その意欲づくりはもちろん先生の大きな仕事ではあるのですが・・・。

都道府県の順位を公表して競争をあおっている感があるのはどうかと思いますが、それでもテストから見えてくるものは多いと思うので、テストをいかに活用して子ども達の力を伸ばすかが大事なのかな。

言うは易し、行うは難し。
論理的な思考力をしっかりつけつつ、楽しい授業を創るってなかなか難しいです。(´・ω・`)
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