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クラス対抗討論会 [授業実践]

教科担任で国語の担当になったはいいけど、国語が嫌いだという子ども達ばかり・・・。
ということで、楽しく力の付く国語の授業を模索しています。

学級討論会をしようの単元が終わりました。

1.討論の進め方を知る  
 ・教科書の題材「学級文庫にまんがをおいてもよいか」で肯定・否定両方の立場から自分の考えをもつ。
 ・デジタル教科書の資料をつかって、話し合いの進め方を知る。

2討論会をしてみよう①
 ・グループでのミニ討論会。議題は「学級文庫にまんがをおいてもよいか」
 ・話し合いの仕方や流れを確認しながら討論をする。
 ・説得力のある説明の仕方を考える。
   <流れ>
     ①挨拶、議題の確認
     ②肯定側最初の主張(1分)
     ③肯定側質疑応答(1分)
     ④否定側最初の主張(1分)
     ⑤否定側質疑応答(1分)
     ⑥相談タイム
     ⑦肯定側最終主張
     ⑧否定側最終主張
     ⑨判定
  
3.討論会をしてみよう②
 ・同じ議題でまだ肯定・否定・聞く(審判)の3つの立場を全部経験できるようにする。

4.学年討論会に向けて
 ・いくつかのテーマから討論したい話題を選ぶ。
 ・クラスを2グループに分け、自分の意見をまとめる。(どちらの立場になるかはじゃんけん)
  <議題>
    A組①対B組①:大人と子どもは大人の方が得である。
    B組②対C組①:小学生はスマホをもってもよい。
    C組②対A組②:動物園の動物は幸せか。

5.クラスごとに模擬討論会
 ・グループごとで肯定・否定に分かれて模擬討論会。
 ・最初の主張をどうするか、誰が言うかなどの相談をする。

6.学年討論会をしよう(2時間)
 ・討論をしていないクラスが審判。子どもは1ポイント。先生は10ポイント。合計点で競う。
 ・質疑応答の時間は3分にする。
 ・討論が終わるごとに振り返りで討論のポイントや勝因を解説(私の役目)
 ・優勝したチームには賞状

こんな流れでやりました。
学年の討論会は体育館で長机を並べ会場を作ってマイクで討論しました。
司会と時間管理は子どもがしました。司会もはりきっていました!
子どもの発言は私がパソコンでうち、スクリーンに子どもの発言が残るようにしました。
ふりかえりでも活用できたし、児童の発言が残るし、これはよかったです!

第1討論はぎこちなかったのですが、だんだんどうすればいいのかが分かってきたようで、第3討論はかなり白熱した討論になりました。
普段、大人しい子がしっかり自分の考えをいえたし、聞いている子も論点を考えながら聞けていたので、よかったです。

質問の仕方や説得力のある説明の仕方をもう少し突き詰められたらよかったのですが、それでも人と討論していろんな考えを聞くことの楽しさを感じてもらえたと思います。
クラスごとの模擬討論は私は一切口出しをせず、子どもに任せましたが、どのクラスも真剣に話し合っていて、これってすごくアクティブな学びの時間ができたと自己満足でした。


うちのクラスはあえなく惨敗。
相当くやしかったみたいで、今度はドッジボールでリベンジすることになりました^^;)

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ドラマな毎日 [学校・子ども]

この2週間、いろんなことがありました。
やっぱり起きていることは必然で必要でベストなんだと思います。
ある意味ターニングポイントになるであろう出来事がありました。

私とある男の子との問題だと思い込んでいたけど、実は彼と周りの子ども達との関係の問題だったということが分かる出来事でした。

私はひたすら黙って子ども達の様子を見ていただけ。
子ども達のホンネの部分は分からないけど、それでも彼をクラスの子ども達が何とかしようとしていて、うれしく思いました。

私の役目は、環境を整えること、子どもを勇気づけ、関係づくりをすること。それに尽きるのかもしれません。
担任が何とかせねばと躍起になっていましたが、自分がどういう立ち位置にいればいいのかが少し分かってきました。

思い込みは人を盲目にさせます。
別の視点から物事を見ることの大切さを実感しました。



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