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ちょっとした「工夫」と指導者の「あり方」 [学校・教師]

昨年度ご一緒した方から嬉しい言葉をいただきました。
運動会での私の指導は「ワクワク感があって楽しかった。」

これってめっちゃうれしい!

子どもがいかに意欲的に取り組めるかについては、いろいろ試行錯誤してきたつもりなので。

多分、ちょっとした「演出」とちょっとした指導の「工夫」なのかなと自分では思います。
今まで全体指導がうまいなぁと思う先生に共通しているのが、「雰囲気づくりと演出の達人」なのです。
そういう雰囲気にしてしまう。
思わずやる気させてしまう。
集団指導の特性と心理をうまく使われて子どものやる気をうまく引き出されていました。

見よう見まねで自分もいろいろ試行錯誤してきましたが、ここにきて、少し自分の中で「これかな」というのが見えてきました。



まず、雰囲気づくり。これで8割決まるんじゃないかと思う。
〇「静」を意図的に設定することから。
〇趣意説明。何のためにするのか、何をするのか。
〇目標の共有化。どうしたいのか。どうなりたいのか。
〇気持ちを揃えることと見通しを最初にもたせることが大事。


次に、ちょっとした演出・指導の工夫。
〇することの明確化とポイントを絞っての指導とスモールステップ。
「ちょっとがんばったらできそう」のレベルに課題を設定。
分解して一つずつ。つまずきポイントを把握しておくこと。
〇少しの緊張感を味わう場の設定。
ここでも「静」の時間を作る。やり直しをする。
他の人から見られる場を設定するなど。
〇教師の評価をあらかじめ伝え、それができている子を賞賛。
やる気のある子の意欲をまず引き出すのが先決。
リーダーに任命するとがぜんやる気アップ。
〇時々スパイス。できていないところをはっきり伝え、厳しく指導する時間もあり。
でもそれは、ほめることにつなげるための時間でもあります。
〇課外での練習の場も設定。やりたいという気持ちを応援するスタンスで。
休み時間に子ども達が集まってどんどんやるようになったら、もうそれで成功なんじゃないかと思う。

ちょっとした「工夫」なんです。
そのちょっとした工夫がワクワクにつながる気がしています。

合唱やエアロビ、セミナーなど、指導者の方の指導から学ぶことは多いです。
つまらないセミナーからも反面教師で生かせることは多いです。
教えてもらう側になることは、指導者としてはものすごく大事なのではないかと思います。



そして、一番大事なのは、
「先生が楽しんでいるかどうか」「先生がそれを好き」という指導者の「あり方」。
少なくとも、運動会の指導については、誰よりも楽しんでいる自負があります(笑)


これは運動会の指導に限ったことではなく、何にでも当てはまること。
やっぱり行きつくところは教師の「あり方」
それがきっと伝わるんだろうと思います。
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