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その気にさせる、やる気にさせる [学校・教師]

調子に乗ってきたのでもういっちょ。

「子どもをその気にさせる」
「子どものやる気に火をつける」
「子どもが自分の成長を実感できる」

結局、先生の役割ってこの「意欲づけ」の部分が8割くらい占めるのではないかと思うのです。


私はどうも自分がやろうと言う部分が強すぎて、教師の押し付け、教師の自己満足に陥りがちです。
自分がやろうとするから、出来ていない子どもに腹が立つ。
私はやる気なのに、何で子どもたちはやる気にならないのかと嘆いてしまう。
難しくしているのは他でもない教師自身なのにね。



国語の詩の授業のこと。
「一つできたら持っておいで」と言ってできた子にはとにかくハナマルをつけました。
どんなに下手でもダメ出しをしませんでした。
子どもはやる気になってどんどん詩を書きました。
考え直しをさせたいときも、「でも」を言わずに「じゃあ、レベルアップで、これにもう少し付け加えてみて」と言うと、やる気を損なわずに取り組みました。
出来上がった作品はお世辞にもいいものではありませんが、「詩を書くのは楽しい」と思ったはず。
中にはキラッと輝くいい作品があるので、それを紹介すると取り入れる子も出てきました。
色々指導を入れて、立派な作品にすることもできるのかもしれませんが、そうすると「詩を書くのは難しい」と思う子も出てくるはず。


こちらが力を入れれば入れるほど、色々言いたいことが出てくるんだけど、それをどんなタイミングでどのように伝えるかが教師の力量の差になるんだろうなぁと思いました。
力のある先生方はそのあたりのやる気スイッチの突き方が絶妙にうまい。


まずは子どもにさせてみる。
あれこれ言わず、子どもがやったことをしっかりみる。
子どもがやったことを認める、褒める。
その中から、広めたい価値を教師が取り上げる。


結局、全てこの原則なんだと思う。
特に小学校において、「好き」「楽しい」と言う気持ちを持たせることが抵抗なく学習に取り組むためにも必須。
そして、子どもが「自分の力でできた」と思わせることに力を注ぎたいと思う。

「その気にさせる」「やった気にさせる」→自分に自信が持てる
そんな魔法がかけられたらいいけど、魔法使いだって魔法がかけられるように練習をしたのだろうから、私もがんばってみようと思います^^;)

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