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自分を守ることをやめる [ひとりごと]

この週末はとてもたくさんの気づきがありました。
最近はすごく自分の心の動きや感情を大事にしています。

私はいかに自分を守ることばっかり考えていました。
かっこわるい自分を見せたくないからええかっこしてみたり、
自分が否定されるのが怖くてびくびくしたり、
孤立するのが怖いからみんなにいい顔をしてみたり、
「おんびん(臆病者のこと)」な私は、すべて自己防衛からきているのでした。

自分を守らなくちゃと思えば思うほど、自分を守るような出来事を引き寄せるのです。
だって、自分で「自分を守りたい」とリクエストしているのですから。
怖れの根本原因は私自身にあったんだと思います。

今、思えば本当に自分を守るろうと必死だったなぁと思います。
そして、そのたびに傷ついて、傷つくことへの怖れが増長するという負のスパイラル。
自分を守る必要はないと自分を解放することが大事なんだということが、だんだん分かってきた気がします。


土曜日に合唱の個人レッスンがありました。
プロの声楽家の方にみっちりみていただきました。
へたっぴな私は怖れでいっぱい。
何を言われるんだろう、どう思われるんだろう。
そう思ってできない言い訳を考え、びくびくしていたのですが、もうこの際、自分を守ることをやめました。
どう思われても、これが自分のベストなのだから、精一杯やって聞いてもらおうと思って歌いました。
呼吸が深くなり、地に足が付いた感じがありました。
力をいれることなく、自然体で歌えて、むしろ、とても楽しかったのです。

ピアノのレッスンもそう。
ミスするのが怖くて、いつも緊張。
練習では弾けるのに、レッスンになると毎回ぼろぼろだったのですが、このところ、随分
落ち着いて弾けるようになりました。


自分が苦手としていることだけではありません。
子どもの前でもそう。
「~あるべき」をふりかざして、虚勢をはっているより、ずっと楽で心地いいのです。
この2週間、大きな声を出すこともなく、穏やかに過ごすことができました。
先生としての威厳を守るより、自分自身を解放すること(子どもに迎合することではなく)が大事なんだと改めて感じています。

決して負のスパイラルが悪いわけではないのです。
この負のスパイラルがあったからこそ、今のいい感覚をより実感することができているのですから。

やっぱり起きることは必然で必要でベスト。
私の内側の「あり方」で決まるんだなぁ。

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