ピアノにみる自分の傾向

今日は暇だったので、ピアノをひたすら弾いてました。
今、練習しているのがテンペスト３楽章。
まだミスはたくさんあるけど、だいぶテンポが上がってきて、毎日の積み重ねの大切さを感じます。

ピアノと向き合っていると、自分の傾向というか弱さがよく見えます。
まず、適当に弾いちゃうこと。
しかも、ミスが多いこと。
なかなか正確に弾けないのが悩みです。

そして、できるところばかり弾いて、苦手なところを後回しにしてしまうこと。
あと、集中力がないこと。
すぐに違うことを考えてしまいます。

ここからも大雑把で雑な自分が見えてくるわけです。

今日はだいぶ弾けるようになったから、録音してみることに・・・。
録音ボタンを押すと、何だか緊張してしまって思わぬところでミス。
いつもは普通に弾けるところでさえ、間違えてしまいます。
なんだろ、緊張してしまうんでしょうか。

いったんミスすると、焦ってしまって立て続けにミス。
最後には楽譜を追えなくなってストップ。
ちょっと調子が出てくると、自分に酔って気持ちよく弾けるのですが、
調子に乗るとミス。
違うことを考えてしまうと、さらにミス。

ミスしちゃだめだと思えば思うほど焦ってテンポが速くなってミス。
ミスを恐れるから、ミスを誘うのだと思い、できるだけ無心で淡々と弾こうとすると表現が浅くなります。

ピアノって本当にメンタルがよく表れます。
特に、私はミスしちゃいけないという観念にとらわれてしまっているんだなぁと思います。
「ミスをする＝いけないこと」という刷り込みがされているように感じます。

もっと楽しんで弾けたらいいのだけど、それには程遠く・・・。
今日は練習しすぎてさすがに疲れました。
根詰めてやって、すこし時間をあけたらできるようになっていることも多いから、きっと今日ミスしたところは少しずつクリアできるようになるでしょう。

弾きながらもう一人の自分が客観的に見れるようになったのは、進歩。
メタ認知ができるようになってきたということかな。

そして、このテンペスト、本当に美しい。
美しく、激しく、そして切なく、さまざまな感情が織り込まれています。

今月中には仕上げるのが目標です！がんばります！！

https://youtu.be/g41tzSMDpYs