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教室の風景 その2 [日々のできごと]

もう一つ。
コミュニケーションは「伝わったことが伝えたこと」です。

何でもこつこつまじめにするCさん。
全く手がかからず、頼まれたことはきっちりしているし、宿題もがんばっていて私としてはとてもよく頑張っているなぁと思っていたのですが、個人懇談で
「うちの子は私は存在感がないって思っているみたいなんですよ。先生は忘れ物をしても怒らないし。」
と言われてびっくり。
その子は宿題を忘れたときがあってもかならずやって来るのです。なので、1度忘れたくらいではしかることはないし、その子はもう十分悪いと感じていると思っていました。
私はその子に対してすごく好印象だったのだけど、子どもは先生からあまり認めてもらっていないと思っていたようで、反省。
私が思っていたことは彼女にはきちんと伝わっていませんでした。
お母さんに私の思っていたことを伝えたらお母さんもにこにこして帰られました。

前述のAくんのような子は良くも悪くも教師の注目されます。
でもCさんのようなまじめで手のかからない子は、「任せて安心」と思ってしまうので、どうしても声をかけることが少なくなってしまいます。
でもそういう子にこそ、「任せて安心」していることを伝える必要があるのです。

それからきちんとCさんにしっかりほめるようにしました。
Cさんが私の近くに来ることが増えました。
普段私の近くに来ない子こそ、もっと積極的に声をかけようと思います。

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