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誰がわるい!? [教育雑感]

ちょっとまじめに教育のお話。

あるつぶやきに「すべて教師の責任」というような内容がありました。
確かにそうなんです。

目の前の子どもが悪いのは、教師の責任。
子どものせいにしてはいけない。

私もそう思って今まで自分のできることを精一杯やってきたのですが、最近、そう思えば思うほど、自分も子どもも追い詰めちゃうのではないかと思うのです。

先生のクラスは、言うことを聞かないと同僚に言われることもあれば、
自分の対応が悪いからダメだったと反省することもあれば、
先生のせいでうちの子は・・・と直接責められたこともある。

そのたびに、「自分のせいなんだ。」とか「私が悪いんだ」とか思いがち。
しかも、必死に子どものためにと思ってやっていることが、まったく子どものためになっておらず、むしろ害になっていたということもしばしばある。
熱血教師のおしつけ、みたいな。
子どもに寄り添ってやっているつもりなのに、寄り添えたと相手は感じていなかったら、これってば自分の力不足でしなかいんじゃないかとまた自己否定のスパイラル。
相手を責めるのはいやだなと思う。そうしていると、自分の成長がないから。


子どもはコントロールしようと思うほど、動かない。
そこに執着すればするほど、よくない。


一生懸命がんばるほど、だれかに認めてもらいたかったり、見返りをもとめたりしてしまいがちになる。
だって、責任をもって仕事をしたいもん。
がんばっていることは認めてほしいもん。



教師の精神疾患が増えているのって、直接、自己否定につながることが多いからなのではないかと思う。

先生のせいで、うちの子は・・・とか言われると、一生懸命やっている人ほどダメージを受けると思う。
先生なんて大嫌い、とか、くそばばあとか、子どもの暴言も真面目な人ほど受け止めやすい。
こんな状況ではもちろん心から楽しめない。


もっと力をぬいてと思うかもしれないけど、力(手)を抜くと、今よりもっと悪くなってしまうのではないかという怖れがある。
力を抜くことに対する罪悪感というか、努力することがすばらしいという観念か。

みかんせんせいは、まじめなんっすよ~~(笑)


もちろん責任をもって、仕事をするけれど、


「いかに面白くするか」「いかに楽しむか」でさまざまな困難なことは乗り越えられるかもしれない。間に受けてしまうからなぁ。私。

自分は受け止める懐の深さや視野の広さが足りないのかもしれない。
どこから見るかなんだと思う。

あまり、何事も思いつめず、さらりと笑い飛ばせるくらいになりたいもんです。まだまだちっちゃいわ~。

おっと、また「足りないもの」探しになってしまいそうなので、やめよう。


ということで、気楽にいきましょう、といいたかったのでした!



今日の江口洋介のドラマ、現場的には突っ込みどころ満載でした。
でもやけにリアルなところもあり、考えさせられました。
やっぱり学校もののドラマは苦手かも。
とかいいながら、多分、毎週見ると思うけど。

どこかに西島秀俊みたいな先生、いないかな
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