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outputの問題?! [10年研修]

今日の10年研は指導案検討。
「わらぐつの中の神様」と「海の命」と「平和のとりでを築く」
どれも高学年の教材です。
すごーく楽しかった!!!
それぞれの指導案を持ちよってあれこれ話をしました。
指導案の検討というより、教材解釈が中心でした。
講師の先生もグループメンバーもとてもいい方で、あっという間に時間がたちました。

私、変わり者と言われようが、こういう話し合いが大好きです
自分が気づいたことを話す中で、理解が深まっていくというか。
いろんな考えがあっておもしろいなぁと思います。
ひとりで読むより視野が広がります。
でも自分の指導案はやっぱり内容が薄っぺらな感じ。
いろんな指導案の寄せ集めで自分の言葉が少ない気がします。
明確なねらいとこだわりをもって、自分の言葉で指導案が書いている人がいて、すごいなぁと思いました。見習わなくちゃ!



夜は歌の練習。
土曜日がコンクール本番なので、練習も大詰めです。
歌は「どう歌うか」の前に「どう解釈するか」が大事です。
詩の解釈ってちょっと難しいですが、いろんなとらえ方ができるので、想像が広がります。
今回歌う3曲はどれも女性の生き方を歌っている曲です。
どれも素敵な曲で、歌いながらちょっと泣きそうになるときがあります。
女性の強さ、愛する気持ち、一途さやひたむきさ。
運命の中でも健気に生きようとする姿。
曲に出てくる3人の女性はみんなカッコいい!!

歌の場合、これにさらに音がつくことによってさらにイメージが広がる気がします。



解釈や分析している時は楽しいのですが・・・
「じゃあ、この教材を指導して」
「じゃあ、この曲を歌って」
となると全く別の話になるわけで(汗)


深めた教材分析を子どもにどう教えるか。
自分の解釈をどう歌につなげるか。
ここで、いつも壁にぶちあたります


自分たちがいろいろと解釈を話し合ったことが授業でもできたらいいのですが、子どもが話し合いができるようになるための細かな手立てや指導力が必要になってきます。

指揮者の先生に「もっと感情をこめて」「もっと情景をイメージして」などと言われますが、十分感情を込めているつもりだし、情景もイメージはできているつもりだけど、技術が伴わないです。


授業と合唱という全く違うものですが、きっと、自分が得たものをどうoutputするかなのかなぁ。

それは指導力や表現力と言われるかもしれません。
でも自分の中のものを出すという点では何だか似ているなぁと思いました。


帰りの車の中で練習の録音を聞きました。
・・・はぁ、がっかりです。
うまく歌えない、上がりきってない。
何より声が幼稚すぎる。もっと深くて張りのある声が出したい。
まぁ、色気なんて全くないので、そりゃあ声も幼いよなぁと納得。
もっと人生経験つまなくちゃね(謎)


歌が上手になりたいと思って合唱を始めたものの、なかなか上達は見られず。
難しいです。自分の体が楽器で、まずその段階で楽器のよしあしが決まってしまう部分もあります。
先生にはよく体の使い方を教えていただきます。声と体は密接に関係しています。
体が上手に使えて、体を広げ、心を放すことができたら、上手になるんだろうなぁ。

歌が上手になったら、心も体も柔らかくなるかもしれないし、心と体が柔らかくなったら歌も上手になるかもしれない。

ということで、地道にがんばります☆



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なべーす

こんばんは。
なにかとなつみさんは私を持ち上げてくれるので,
なんだか気恥ずかしいです。
私はフツーの人間です。
学級の子どもの育ちを見たらすぐ分かるはず。
学級崩壊させることはありませんが,
一年育ててもフツーの子どもにしかなりません。
情熱あふれる新採の方がいい学級をつくるかも。
結局,指導案が上手に書けたって,
筋の通った理屈で実践したって,
人間に「チカラ」がなければ子どもは育ちません。
だから,今の私が一番大事にしているのは,
outputよりもinputです。
自分の生活,生き方,人間性を豊かにすることを
第一にしています。
でも,長年しみついたいい加減さはなかなか抜けません。
言葉,文章,外面 > 実態,内面
この構図が逆転しない限り,
私はoutputに重点を置くことを控えたいと思います。
人間ってどうしても自分をよく見せようと見栄を張る部分が
あると思いませんか。
言葉はごまかせる。
文章はかざれる。
映像は切り取れる。
外面はうそをつける。
私は言行一致,ぶれない人間になりたいです。
今の私を支える言葉は「凡事徹底」
古い考えかもしれませんが,私の骨にしたいのです。
だから,なつみさん。
なべーすが調子に乗って浮き足立たないように,
ほめちぎるのはやめてくださいな。
むしろ,けちょんけちょんにやっつけてもいいくらいです。
うーん,でもやっぱりそれもつらそうなので,
一緒にがんばりましょう。

ながくなってごめんなさい。
では,また次回の10年研で会いましょう。
by なべーす (2009-08-09 21:35) 

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